日記|幽霊と私と実家の家族
みなさんは幽霊というものを信じますか?
信じる人、信じない人。信じたい人、信じたくない人。色々かと思います。
今回は幽霊に対する私の認識とか、視える家族についてつらつら書いてます。
幽霊と私と実家の家族
幽霊なんて存在しない
一般的に幽霊とは「死者の魂が心残りがあるため現世に残っている」という認識かと思います。
場所に憑いたり、人に憑いたり、漂ってたり、自分が幽霊だと気付いていなかったり。形はどうあれ、基本的には霊魂=幽霊というイメージを持っていると思います。
私は幽霊=霊魂という説には懐疑的です。そういう意味で、幽霊というものを信じていません。
幽霊と呼ばれる存在は、思念やその残り香的なものだと認識しています。
香水をたっぷりつけた人が部屋から出た後も、しばらく匂いが残りますよね。そんなイメージです。
幽霊が湿度が高めのところや、空気がこもったところで発見されやすいのは、そういう理由じゃないかなと思っています。
まぁ、便宜上「幽霊」と呼んでいますが。
そして私にとって「霊」は幽霊とは違うもので、精霊とか神様とか力の根源だとかそういったものだと考えています。
これらは、私がそう認識して定義付けているだけなので、既存の考えや他の考えを否定するものではありません。
あくまでマイ認識・マイ常識なので、お気を悪くなさらないでください。
幽霊の視え方
私の母方は霊感高めの「視る力が強い」ファミリーです。父方は普通。視える人もいればそうでない人もいる感じ。
母と兄の霊感が圧倒的に強く、私と弟妹はそこそこといった感じ。
見え方にも違いがあって、母と兄は幽霊が「普通に存在している」ように視えているそうです。
あまりにもあちこちいるから、彼らには、人というよりは物のように視えてるらしいです。あるいはモブ。
物だから、よほど黒い気を放っていなければその存在は気にならないのだとか。
そういう風に視えない私からすると「マジで~?」って感じです。
私は普段は影として「あるな~」くらいにうっすらと認識している程度です。視えるというよりは感じるレベルです。
存在感が強い相手の場合は、影ではなくて人型として認識できるので、私の中では「ある」から「いる」に認識が変わります。
眼で視るというよりはビジョンとして受け取るので、映像が流れ込んでくる感じです。
意識して見ようとすると、個体によって輪郭がはっきりしてくることもあれば、逆に曖昧になることもあります。
こちらにアプローチしようとしている相手や、私に対する影響がある相手の場合は、ご丁寧に予兆があります。
視界がすーっと広がって陰ったり、逆に明るくなったり。
おかげでなんか来るってわかります。
霊感ファミリーあるある
つうと言えばかあ。
ひとこと言えば、説明不要で話しを繋いでもらえる安定のチームワーク。
ただし霊的なものに限る。
ケース1
ある日、視界の端にちらっと女性が見えました。
そこには高さ60cmほどのブロック塀があり、女性はその塀越しにこちらを見ているようでした。目から上だけが覗いていて、顔の下半分は塀の下です。
私「うわ、目が合った…かも?」
母「ソバージュって。時代が分る。ウケる」
兄「砂利の上でしゃがんで足痛くないんかな」
母・私「痛くはないでしょ(生きてないから)。知らんけど」
そもそも彼女はしゃがんでいたのかって話ではある。
ケース2
某レストランにて。
宝箱を守るドラゴンのように、トイレ前で威嚇してる花子さんと遭遇。
妹「通せんぼ、だと?」
私「圧がすごいよ!戻ろうよ!」
妹「だが断る!」
私「これ通り抜けるの?ヤダー!」
妹「進めーーー!心臓を捧げよー!」
私「捧げたらあかんやつーーー!」
ケース1・2ともに実話です。脚色が甚だしいけど。
幽霊は怖くない
幽霊は思ったほど怖い物でもありません。彼らは影響を与えることはできるけど、直接的な攻撃は出来ないからです。
影響を受けるのは、別の意味でめちゃ怖いけどね。めちゃヤバいけどね。いったん置いときます。
以前、独り暮らしをしていた家には、かろうじて男性と分かる影がベランダの傍に立っていました。
帰宅して一番に目に入るところに立ってるので、ドキッとしたことが何度もあります。そのたびに、幽霊で良かったって思ったものです。
だって、生きている人間の方がずっと怖いよ。