日記|日本とヨーロッパの幽霊について
「幽霊と私と実家の家族」では、私や家族間の幽霊の視え方の違いについて書きました。
この違いは、対幽霊のデコーダーの種類やレベルの差から起こるのかなと思っています。
この記事では、日本とヨーロッパの幽霊に対する私の感知の違いについて書き綴りたいと思います。
幽霊がいない国
デコードとは、一定の規則や方式に基づいて符号(コード)の集まりに変換されたデータに対し、符号化時とは逆方向の変換を行い、元のデータを復元すること。
IT用語辞典 e-Words
アジア人しか視えない
私は中国人と韓国人の幽霊は視たことがあるけど、ヨーロッパ系の幽霊は視えたことがありません。
母と兄は海外規格の幽霊でも問題なくデコードできるのですが、私は文字化けします。
例えば私の装備はJIS規格オンリーで、母や兄はJISもUnicodeも装備してるから日本規格も国際規格もノープロブレムって感じです。
他の国に関しては分かりません。
視えない恐怖
そんなわけで、本来だったら人型に見えるくらい存在感たっぷりの幽霊さんが、ヨーロッパでは影としか認識できません。
別に視えなくても困らないのですが、圧倒的な存在感を放っている相手が見えないのは、なかなかに恐怖です。
視えない方がいいという人もいるでしょうけど、私は視えない方が妄想が膨らんで怖いです。
視えたら意識からはじくことも可能になるし。
「視えない=存在しない」と思えたらいいんですけどね。
四つ星幽霊
某国の某ホテルに滞在したときの話です。
よりにもよって。ヤツは、
バスルームの背中を向ける方を陣取り「ブラックホールか!」っていうくらいどす黒いオーラを放っていました。
私、涙目。
視えないけど、あきらかに近づいたらあかんやつ!
一緒に旅行していた友人は、感知能力は高めなのに、認知能力は低めのスルー体質。
とりあえずこの件に関してはお口チャックすることに決めた私。
でも怖すぎるし!ベッドのある方からはバスルーム内は見えないし!
「音楽が聴きたい」という謎理由をつけて、ドア全開でシャワーを使用しました。
トイレはヤツから距離があった&背中を向けなくてよかったからね。なんとかドアを閉めることができました。
そうじゃなかったら、ロビーのトイレを使用してたと思う。
翌日。
いざ観光!ってロビーに降りたときに、友人が忘れ物をしたと言って部屋に戻りました。
ロビーで待つことしばらく。戻ってきた友人が一言。
「あそこ、いるでしょ(涙目)」
あーーー、はい。すみません。
「私」という雑音が消えたことで、認知してしまったようです。
以上、四つ星ホテルに棲み憑いた何かの話でした。
兵者どもが夢の跡
スキルは使わないと錆びていくもの。
視えないことが普通になった今の私は、日本に帰っても以前のようには視えないんじゃないかなって思っています。
スルースキルも高くなったしね。
とりあえず、ヤバそうな雰囲気のところには近づかない。
これだけ守っていれば大体OK!