日記|コロナの後遺症で嗅覚が弱ってるって話し
7月中旬にコロナに疾患してから、もうじき2か月になります。ピッタリ2週間で完治したのですが、いまだに嗅覚が完全に回復したとは言えない状況です。
シリアスな内容でもないのですが、嗅覚が弱るということに色々と思うことがあったのでまとめてみました。
*現在は回復しました😊
コロナの後遺症で嗅覚が弱ったままの日々
私の嗅覚について
そもそも私はとても嗅覚が鋭い人です。
一般的に自分の匂いには気付きにくいものだと言われますが、全力で否定するくらい、自分の匂いにも敏感でした。
体調によっても体臭って日々変わるので、それに合わせて食べ物を変えたり体調管理してきたくらい敏感というか過敏な人です。
市販の掃除用洗剤の類は匂いに酔うので、環境に優しい人のようなお掃除グッズに切り替えました。
精油が好きで、お風呂にはいつも好みの精油を垂らして楽しんできました。
その楽しみを台無しにする石鹸やシャンプーの香りが嫌で、無香料の石鹸シャンプーに精油を混ぜて使うようになり、リンスはクエン酸です。
ハーブや香り野菜も大好き。
そんな私から嗅覚が奪われるとどうなるか。
色どりが半減した世界
以前の5割くらいは嗅覚も生きているので、生活する上で特に問題はないです。
でも、いままでならお風呂上りには、浴室に満ちたアロマを楽しんでいたのが、現在はオイルを垂らした瞬間湯船から立ち昇ってくる香りくらいしか感じることが出来ません。
食事の味も、鼻から香りを嗅ぐことは出来ますが、口に入れたときに鼻腔を立ち昇ってくる香りは感じられません。
その結果、不味いとか美味しいとかの判断はつきますが、「美味しい~!!やばい!幸せ!」という感動は大幅に薄れました。
世の中には食に対する感動が薄い人がいますが、もしかしたらデフォルトの嗅覚が今の私くらいなのでは?とか思ってしまうくらい。
世の中の食に興味のない人を貶める意図はありません。純粋に、嗅覚が弱るってそのくらいの影響があるって感じたという話です。
そのくらい味気ないんですよね~。
あ、もしかしたら今なら市販の洗剤とかの匂いも平気かも?今更そっちに戻る気もないですが。
それと異臭もするんですよね。説明しがたいのですが、ふとした瞬間に焼けるようなにおい?を感じます。
一番近いのは、漂白剤を使ったあとの鼻の奥に残る残り香的なにおい。
生きてるだけで丸儲け
西洋の生け花は、枯れた花を取り除いて新しい花を「足す」文化。日本は残った花だけで魅せる「引く」文化というのをどこかで読んだことがあります。
時と場合にもよるんだろうけど、こういう考え方ができる日本の文化って美しいって思います。
生きてるだけで丸儲け。
失ったものを嘆く日々より、残ったものでよりよく生きる道を模索する方が絶対楽しいと思うんです。
私の嗅覚は、その内戻るかもしれないし戻らないかもしれない。そこに執着してストレスを感じるのって、人生を損してるなって思うわけです。
戻ったらラッキーくらいが、私には重くなくて丁度いい。